理性が飛ばされそうになって
それでもいいと思えた時
突然、恋がやってきた
ロマンチストにならなくても
甘酸っぱさも苦味も感じられる
時折自分を見失って、もがいて
もがいても分からなくなって、
愛する人を目の前にした時
感情はむき出しになる
感謝のひとつもロクにできないが
気がついたらあなたの居所を探していて
互いにまるまって肌の温もりを感じ
優しさに包み込まれることが、どれだけ救いになったか知れない
救いようのない馬鹿になって
それでもあなたが側にいてくれた時
あなたは、こぼれ落ちた愛を汲み上げる
性懲りも無く私はそれを両手にもらい
忘れていたものを確かめる
お返しに手を握って、夜道を一緒に散歩した
そしてまた
刹那の時、互いに身を寄せ合って
くだらない愛を語り合う
あなたはそれに付き合ってくれる、唯一の人
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