S Mikaze1月18日読了時間: 7分出雲の奥地 鬼の舌震こんにちは、Mikaze です。 お正月を過ぎまして、本格的な師走の寒さが続いていますね。 今年は暖冬…のようですが、それでも0℃近くまで下がると体の芯が冷たくなります。 ここまでいくといっそのこと雪が降ってほしいものです。...
S Mikaze2023年11月30日読了時間: 9分再訪の京こんにちは、Mikaze です。 もうすぐ師走。月日が経つのはあっという間ですね。 こう感じるのは、太陽が沈むのが早くなったからでしょうか。 さて今回ご紹介する旅路は、京都府です。 筆者は、修学旅行や普通の観光旅として何度も訪れたことがあります。...
S Mikaze2023年11月17日読了時間: 9分心の琴線に触れるのは?こんにちは、Mikaze です。 つい先日、木枯しが吹き冬の訪れを告げたようで、背中からすっと身の引き締まる心地になりました。 とはいえ、朝は寝袋のぬくぬく感から抜け出せず、いもむしみたいにもぞもぞすることも多いです。 皆さんは、急な冷え込みに体調など崩されてはいないでしょ...
S Mikaze2023年10月24日読了時間: 7分蓼科高原と雄大な自然に親しむこんにちは、Mikaze です。 秋晴れの爽快な日々が続いていますね。 過ごしやすいので、山へ海へとすいすい足が運びます。 日中は車内が暑くないので嬉しいですが、夜との寒暖差は強く車中泊は寒くなってきました。筆者は、寝袋を魔法瓶のブランケットで包んで暖かくしています。...
S Mikaze2023年7月24日読了時間: 3分磯根崎に漂着したものこんにちは、Mikaze です。 このごろ、新しくウクレレを買って弾き始めたり、急に物語を思いついて書き始めたりと、夏のせいであらゆるものに手をかけ始めたために投稿が遅くなってしまいました。 さて、今回は千葉県編ということで… 筆者が訪れた磯根崎の海岸についてお話しします。...
S Mikaze2023年5月30日読了時間: 6分再生する街 三陸海岸こんにちは、Mikaze です。 今回は、宮城県に突入したということで、岩手から宮城にかけて、三陸海岸の街を紹介したいと思います。 実は私、宮城県には一度観光で行っておりまして、今回は2回目となります。その時には立ち寄ることの出来なかった海岸沿いの街…東日本大震災から10年...
S Mikaze2023年1月29日読了時間: 1分実りまだくっついているよ 爽やかな朝が まだ見上げているよ とびきりの空の片隅を よく知らない街で 明るいオレンジが笑ってくれた ここにいてもいいんだって その代わりと言ってはなんだけど 葉の透き通るみどりの美しさに 感動してくれないかって たくさんの色を持っているからさ...
S Mikaze2022年12月26日読了時間: 1分ヌマスギ地面にしっかり根を張って その間から 逆さまになって顔を覗かせると ふつうじゃないことも これがふつうかもって 納得できたりする 地面からこっそり頭を出して あたりを見渡して 新しい世界に突っ込むと 机上で考えていたことも こんなふうだったんだって 発見できたりする...
S Mikaze2022年12月7日読了時間: 1分移り葉人気のない大きな駐車場で 溢れんばかりのいのちが 私に囁いては揺れている 小さな者も、青々とした者も 大きな者に負けないくらい主張して もっとわたしをみてよって もっとこの手を広げてみてよって もうすぐ全ての色が落ちることも 落ちて白色に包まれることも 受け入れているんだ、...
S Mikaze2022年11月15日読了時間: 1分うつろい穴あきのわたしには ちょっとした特技がある それは 黄金の光を透かすこと みんなにゆっくり与えられる ちいさな輝きの時間に 光が溶け合って それはもう、 美しい存在になれるけれど 穴あきのわたしには それなりに時間がかかって やっと、 照らされたあかつきには...
S Mikaze2022年6月21日読了時間: 1分庭園鮮やかな緑は梅雨の訪れを密かに告げた 音は静かに柔らかな絨毯に染み込んでいく 植物たちはそこに共存し 主人の眺めたであろうその美しさを保っている 私は禁断の果実に触れるように その庭園に踏み込む時に息を潜めたが 誰もいないその空間に...
S Mikaze2022年5月18日読了時間: 1分帰り道思いの外 夜の世界はすっきり 辺りの家々は点々と 大通りには街灯がぽつぽつ 隅々まで妖しい空気が行き渡り 月明かりに照らされた私の肌は 心踊らせ白く透き通る 五月蝿いものはすべて脱ぎ捨てた 丸裸のまま湯船から足を上げ 窓の向こうへ行きたいと願った記憶が 目の前を横切った...
S Mikaze2022年4月27日読了時間: 1分旅路島の先端には 揺れ動く地面に一心に根を張らせた奴がいる ねじ曲がった回路を断たれまいと あらぬ方角を向いている 頭上から人間達を眺め 遠方に広がる地平線を横目に 決して後戻りはしないと踏ん張っている 私はそこに立ち向かえるか? 抗う時の傍観者に成り得るか?...