S Mikaze2023年1月11日読了時間: 1分夜明け地平線を越えた 厚い雲の向こうの 熱を帯びた感情を全身に浴びて ゆらり 波に押し流されて 何度も迷子になって ばしゃり 汚れた手でもがく 失くしものは過去に置いてけぼりで 数多の石粒に紛れて まるくなるばかり それでもひとつの たしかな光に救いがあるならば 砂浜のざわめきも...
S Mikaze2022年11月3日読了時間: 1分焼きリンゴ食べたくなりました ちょっと焦げすぎちゃいました つぎはぎの思い出が 美味しく焼けて湯気を立てます まだすこし眠たいです 煙の向こうの君は 取り残されたロボットのように 愉快な動きをしています 腹の怪獣が鳴いてますが あなたは笑って楽しそうです これから始まる1日に...
S Mikaze2022年4月28日読了時間: 1分窓辺お気に入りのサボテン 砂浜で拾った綺麗な石 石 石 ちいさなものを並べると ちいさな幸せを感じられた 外は柔らかい光を内側に届ける 私はそっと目を開けて その温もりに肌をうずめた 何も無かったかのような顔をして 窓の向こうの花は微笑む 小鳥のさえずりは心地よい子守唄のよう...